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大阪府堺市に拠点を構える鋳造工場、株式会社ヤナギモトが進めるアート・デザイン・プロダクトとの協創プロジェクト。その一環として依頼を受けた写真家山谷佑介は、堺市の町工場や夜の街を歩き、そこで生きる人々の姿を捉えました。全編コピー機で出力された日常の風景、街の断片、工場で働く人の姿、夜の社交場などの写真と、彼らの履歴書を淡々と並べることにより、一つの街の生活史をすくい上げようという試みです。 労働という、普段は表に出ることの少ない営みを通して、継続する日常に静かに目を向けた写真集です。

写真家:山谷佑介
出版社:株式会社ヤナギモト
発売日:2025年6月12日
サイズ: A4 210×297mm
ページ数:112P
I S B N:978-4-9914119-0-8

[ 山谷佑介 (やまたに・ゆうすけ) ]
1985年新潟県生まれ、立正大学文学部哲学科卒業後、外苑スタジオに勤務し、その後移住した長崎で出会った東松照明や無名の写真家たちとの交流を通して写真を学び、作家としての活動を開始。現在は東京を拠点に活動。

主な展示には「KYOTOGRAPHIE」(2015年)、「東京国際写真祭」(2015年)、個展「KAIKOO」(YukaTsuruno Gallery、2021年)、「VOCA 展 2021」(上野の森美術館、2021年)、「第 14 回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2022年)、個展「ONSEN」(Taka Ishii Gallery Photography/Film、2024年)をはじめ、ニューヨークのコンデナスト本社ビルでの展示など、国内外で作品を発表。

主な作品集に『Tsugi no yoru e』(私家版、2013年)、『ground』(lemon books、2014年)、『RAMA LAMADING DONG』(私家版、2015年)、『Into the Light』(T&M Projects、 2017年)、 『Doors』(ギャラリー山谷、2020年)、『ONSEN MMXXIV』(flotsam books、2024年)がある。

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